ガルーダ・インドネシア航空、子会社のシティリンクの売却を延期へ

Citilink_AirbusA320_1

ガルーダ・インドネシア航空は、傘下の格安航空会社(LCC)、シティリンクの売却を延期することがわかった。ロイター通信が報じた。

インドネシアでは一部のLCCが苦戦しており、シンガポール航空が出資しているタイガーエア・マンダラは事業を停止している。エアアジアかガルーダ・インドネシア航空がタイガーエア・マンダラの買収を行うと見られていたが、両社ともに断念している。

勢力を伸ばすのは、利用者数ではガルーダ・インドネシア航空を抜いている、LCCのライオンエア。発注済みの機材は500機を超えており、タイやマレーシアにもグループ会社を設立している。一方で、急速な事業拡大が影響しているのか、安全性を評価付けする、AirlineRatings.comでは2013年の評価で2つ星となっており、世界の航空会社でワースト10にランクインしている。

(画像:シティリンク)

■関連記事
航空会社安全度ランキング2013、ワーストは3社=ライオンエアもワースト10に

詳細はこちら