関西国際空港国際線の「ANAラウンジ」、プライオリティ・パスの取り扱い終了
伊丹空港が大規模改修 45年ぶり
「Speedy&Smart(スマート&スピーディ) 都市型先進空港 ITM」と銘打った今回の伊丹空港ターミナル改修プロジェクト。
改修後は出発と到着時の動線をスムーズなものに構築し、保安検査場の拡張や制限エリア内に23基ムービングサイドウォークを設置するほか、分散している到着口を中央2階に集約するなどビジネスユースへの対応を強化します。
また、小型機対応フィンガーも新設し、全日空(ANA)と日本航空(JAL)が今後導入する三菱航空機の国産リージョナルジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の小型機にも搭乗橋でスムーズに乗降できるよう改修します。
店舗エリアも大幅にリニューアル。中央2階到着ロビー両サイドに飲食・物販の2つのテーマゾーンを展開し、中央3階はダイニングスペースを展開、出発エリアも選びやすく買いやすい物販店やカフェ、コンビニ等を設けます。
展望デッキは現行スペースを拡張するほか、イベントエリアの拡充、照明をLED化、高効率な空調システムを導入するなど、環境にも配慮します。
工事は2015年春より初め、2016年秋には中央エリアを先行オープン。先行オープン時には到着口の中央集約、ペデストリアンデッキの新設、中央の店舗エリアのリニューアルなどを予定し、全館のグランドオープンは2020年春頃になる見込みです。