クリテオ、全世界の旅行サイトでの予約動向を調査 モバイルで予約が増加傾向に

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Criteo(クリテオ)は、2014年上半期に、全世界の1,000を超える旅行サイトでの予約を調査した、「Travel Flash Report」を発表した。

発表によると、モバイルでの旅行予約の割合が高いのはアジア太平洋地域で20%を超えており、同期の間だけで、モバイル経由での旅行予約が20%増加したことがわかった。日本でのモバイル予約は、パソコンからの予約よりも2倍の割合で上昇している。

また、ホテル予約に関してみると、予約全体の21%がモバイルからの予約となっている。

さらに、平均予約金額を見ると、飛行機の場合21%、レンタカーの場合は13%それぞれモバイルからの予約のほうが高かったものの、ホテルに関しては30%低かった。

日本のみで見てみると、同期の間、モバイル経由での旅行予約は6%、デスクトップ経由が3%増加している。

Criteoのジェイソン・モース、モバイル製品担当ヴァイスプレジデントは、「モバイルは、オンライン旅行予約・販売の急増の原動力であり、今年後半以降もこの傾向は続くものと思われます。ほぼすべての消費者がスマートフォンやタブレットを所有している現在、旅行関係のマーケティング担当者は、極めて効果的なオムニチャネルのマーケティングエクスペリエンスの開発を戦略的に検討する必要がある。つまり、広告を目にしてからショッピングカートに進むまでのコンシューマーエクスペリエンス全体を、確実にモバイルに最適化するということとなる。消費者はリアルタイムで意思決定を行うため、デスクトップとモバイルの予算割合は流動的に決定するべきであり、予約手順を合理化し、モバイルフレンドリーな決済システムと統合して、全ての重要な購入過程を簡易化する必要がある。」と述べている。

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