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ソラシドエア、737-400が全機退役 JA392Kのラストフライトで歴史に幕
ソラシドエア(SNJ)は9月29日、これまで運航機材として使用していたボーイング737-400型機を全機退役させました。
退役した機材は737-400の機体番号「JA737B」と「JA392K」の全2機。JA737Bは2002年2月19日に受領し、初就航日は同年8月1日。JA392Kの受領日は2008年12月25日で、2009年2月1日に運航を開始しました。このうち、JA392Kが9月29日の熊本発羽田行き6J22便でラストフライトの役目を果たし、乗員5名乗客136名を乗せた6J22便は熊本を19時00分に出発、羽田には20時22分に34L(A滑走路)を使って到着。乗客には搭乗証明書やソラシドエアオリジナルのマグネット、キャンディのほか、希望者にはステッカーが配布されました。
もう1機のJA737Bは同日、予備機として待機。JA737Bのラストフライトは9月23日の長崎発羽田行き6J34便でした。
ソラシドエアの737-400は同社の前身である旧スカイネットアジア航空時代から活躍してきた単通路機で、これまで通算12機を導入し、2010年7月から2012年4月までは最大10機体制で運航。「ソラシドエア」の新ブランドスタートとともに、燃費性能の良い新造機ボーイング737-800型機の導入を進めることで、これまで段階的に737-400を退役させてきました。当時の機体デザインは現在の明るいピスタチオグリーンではなく、ソラシドエアの拠点である宮崎県をイメージする太陽やフェニックスをモチーフにしたカラフルなデザインを取り入れていました。
今回737-400がすべて退役したことで、ソラシドエアの使用機材は全11機が新造機737-800となり、平均機齢は1.75年と大幅に若返ります。