ボーイング、737の月間製造数を52機に増産　2018年より

2014年10月6日

ボーイング737型機資料提供:Boeing

　ボーイングは737型機の月間製造機数を2018年に52機に増加すると発表しました。この製造数決定は航空市場の需要に応えるもので、増産が開始されると737型機の年間製造機数は620機を超え、プログラム史上最多となります。

　10月現在、737型機はシアトル近郊のレントン工場にて月産42機のペースで製造されており、2017年には47機に増加することが既に決定しています。

　ボーイングでは単通路機の需要増が今後もさらに継続すると予測しており、2033年までの20年間で25,000機以上、金額ベースで2兆5,600億ドルの新造機が必要と見込んでいます。

　優れた効率性と信頼性を有するボーイングの737型機ファミリーは、史上最高の販売実績を誇る民間航空機。6,800機超の次世代737型機、2,200機超の737 MAXを含め、これまでに累計で266社より12,100機以上の受注を獲得しています。