JAL、ビジネスクラスで焼酎「森伊蔵」を1日限定提供
エアバス、EASAから180分超のETOPS認可取得 航空会社の選択で最大370分に
エアバスは、現地時間10月15日、A350-900型機が欧州航空安全庁(EASA)より180分超のETOPSの認可を取得したと発表した。
ETOPSは、エンジンが2基の航空機で、エンジンが1基で飛行できる時間を定めたもの。
初号機の就航前に、このレベルのETOPSが承認されたのはA350XWBが初めて。これによりA350XWBを運航する航空会社は、双発機の中で最も効率的で確実な直線の長距離路線を飛行することができるようになるとしている。今後、米連邦航空局(FAA)による認可も取得する計画。
基本仕様で180分のETOPSを含んだ今回の認可は、航空会社の選択に応じて、300分、370分のETOPSも可能となり、代替となる空港までの距離を最大4,630キロまで延ばすことができる。
これにより、180分のETOPS規定では飛行できなかった新しいより直線的な航路を飛行することができるようになる。370分のETOPSでは、オーストラリア、南アフリカ、南米間といった新しい路線の運航も可能になるほか、300分のETOPSは、東南アジアやオーストラリア、ニュージーランドからアメリカといった北・中央太平洋上を飛行する、より効率的な大洋横断路線を運航できる。