
中部空港に「コーラルラウンジ」開設 プライオリティ・パス利用可能、タイ料理充実
半世紀ぶりの国産機となる三菱航空機の次世代リージョナルジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」 © Kenichi Sunohara=14年10月18日
MRJロールアウト式典に登壇した三菱航空機の川井昭陽取締役社長(左)ら © Kenichi Sunohara=14年10月18日
約1800億円の開発費が投じられている三菱航空機のMRJは2008年3月に正式にローンチ。MRJ-70とMRJ-90の2タイプからなる半世紀ぶりの国産旅客機で、標準座席数はMRJ-70が72席、MRJ-90が92席仕様。
軽量化した複合材尾翼や最先端空力技術、プラット・アンド・ホイットニー社が手がけた最新の低燃費エンジン搭載等を特徴とし、圧倒的な運航経済性と環境適合性によりエアラインの競争力と収益力に大きく貢献します。
式典には政府関係者やANAホールディングス(ANA HD)の伊東信一郎代表取締役社長、日本航空(JAL)の植木義晴代表取締役社長など多数の関係者が列席し、MRJの試験用初号機である予定登録番号「JA21MJ」がロールアウト式典にてお披露目。
挨拶する三菱重工業の大宮英明取締役会長 © Kenichi Sunohara=14年10月18日
式典に登壇したANAホールディングスの伊東社長は「開発関係者にはさまざまなご苦労があったことと思う。それらを乗り越えて本日ロールアウトできたことに感謝したい。待望のMRJを世界で最初に受領し、運航をできることは本当に名誉なこと。ANAグループの一翼として、またお客様やプロジェクトに関わった多くの人たちの夢を乗せて、大空に羽ばたく姿を今から心待ちにしている。」と、世界で初めてMRJを運航するローンチカスタマーとして敬意を表しました。
MRJは2015年第2四半期(4-6月)に初フライトを計画しており、三菱航空機によると今後は試験機1号機と2号機でアビオニクス、油圧、空調、照明、降着、操縦等の電子機器の機能・性能試験のほか、エンジン、補助動力装置を地上で作動させての機能・性能試験、地上振動試験、電磁干渉試験、安全性確認試験、タキシングテスト等を実施。加えて、飛行状態を想定した100%荷重試験を静強度試験機で実施したうえで、2015年の初飛行を迎えるという。型式証明の取得は2017年を目指しています。
プラット・アンド・ホイットニー社製のPW1217G最新エンジン © Kenichi Sunohara=14年10月18日
MRJは10月現在で、全日空(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(Trans States Holdings Inc.:TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SKW)から200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマー連邦共和国のマンダレー航空(LMT)からMRJ-90(確定6機、オプション4機)を10機、米イースタン航空から40機(確定20機種、オプション20機)の計375機を受注し、日本航空(JAL)が32機(確定)の導入で基本合意しています。
2017年第2四半期(4-6月)にはローンチカスタマーであるANAにMRJ初号機が納入される見込みです。
記念式典でロールアウトするMRJ © Kenichi Sunohara=14年10月18日
MRJの主翼先端 © Kenichi Sunohara=14年10月18日
住友精密社製の降着装置(左)と垂直尾翼(右) © Kenichi Sunohara=14年10月18日
プラット・アンド・ホイットニー社製のPW1217G最新エンジン © Kenichi Sunohara=14年10月18日
ロールアウト式典で挨拶したANAホールディングスの伊東社長 © Kenichi Sunohara=14年10月18日
ロールアウトしたMRJ © Kenichi Sunohara=14年10月18日