高速バスのフルフラット座席、国土交通省がガイドライン公表
国内有数の長距離バス路線、新宿〜博多間を結ぶ「はかた号」に個室型新シート エコノミーシートは廃止
西日本鉄道は、新宿〜北九州・福岡間を結ぶ高速バス「はかた号」に、個室タイプのプレミアムシートと3列シートのビジネスシートを導入すると発表した。
「はかた号」は、同区間を約14時間半で結ぶ、国内有数の長距離路線。新型車両の導入は5年ぶりで、三菱ふそうトラック・バス製のバスを2台導入。前方4席はパーテーションで区切ったプレミアムシートで、後方の20席は3列独立ビジネスシートとなる。最後列4席は女性専用席。
プレミアムシートには、各シートに専用の空気清浄機を配置。シートは本革製で、電動リクライニングのほか、レッグレスト、背面マッサージ機能も備える。リクライニング角は150度。
ビジネスシートは、本革製の3列独立シートで、レッグレストも装備。リクライニング角は143度。女性専用席のみ133度となる。
また、全席で無料のWi-Fiのほか、電源とUSBポートを配置する。
運賃は、プレミアムシートは片道17,000円から、ビジネスシートは同11,000円から。往復運賃の設定はない。
福岡発は12月18日、東京発は翌19日より導入。これにより、エコノミーシートは廃止される。