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ジェットスターの東北路線展開、鈴木社長「検討していきたい」
ジェットスター・ジャパン(JJP)の鈴木みゆき社長は10月26日、今後の路線拡大について「東北への展開も検討していきたい。」と述べました。
これは熊本空港で開かれた熊本線就航記念セレモニー終了後に記者団の質問に答えたもので、空白地帯である東北地方への路線展開について鈴木社長は「今の段階でそういう計画はしていませんが、もちろん地元の方々のご要望や我々のお客様のご理解・ご期待に応えられるようなかたちで展開というものも検討していきたいと考えている。」としています。
会見での主なやり取りは次の通り。
――熊本の魅力とは?
我々の就航を機会として多くの熊本の皆様に国内・海外旅行を体験した欲しいと思う。熊本は観光資源が非常に豊かですので、ぜひ県外・海外のお客様に味わっていただきたい。
――熊本での成功イメージと搭乗率の数値目標は?
数値目標という意味では、搭乗率など特に掲げておりませんが、需要の発掘で期待できる路線。3路線(熊本-成田・中部・関西線)ともかなりご利用していただけると考えている。
数か月すれば、ジェットスター・ジャパン全路線平均の70%後半くらいに達成できると期待している。
――今後、路線拡大の見通しや方向性は?
今現在、計画については言及できませんが、今回は1路線のみではなく3路線同時に開設させていただきましたので、まずは路線の認知度を高めるためのプロモーションに励みたいと思う。
――今年の2月から桐谷美玲さんを起用した手ごたえは?
桐谷さんは本当に素晴らしいタレントさん。イメージ的にも明るくて知的。ジェットスターのような会社にあっていると思う。認知度もかなり彼女の起用で向上している。特に若者には大人気ですので。
――熊本に来る方に対してキャンペーン等の展開は?
弊社の場合、熊本の方々と定期的にプロモーション活動を実施している。例えば前日は千葉の幕張メッセで成田-熊本路線の利用促進活動を行った。ウェブサイトや機内雑誌等で色々と熊本も魅力を謳って、アピールする活動を続けている。
ジェットスターグループは国際線60都市以上に就航しているので、国内だけでなく海外のお客様が関西や成田空港をご利用していただき、そしてジェットスター・ジャパンの国内線に乗り継いで熊本に足を運んでほしい思いがある。
熊本県の方たちにも国内のみではなく海外旅行の目的地、例えばオーストラリアや東南アジアにぜひ足を運んでいただきたい。(以上)
セレモニー前日は熊本に滞在していたという鈴木社長。「熊本ご滞在中に何か美味しいものを食べましたか?」という問いに対しては「辛子レンコンを食べました。私はレンコンが大好きで、辛子レンコンはお気に入りです。」と笑顔で語っていました。