
ブルーインパルス、きょう展示飛行 大阪・関西万博開幕
日本初受領となるANAのボーイング787-9初号機(機体番号:JA830A) © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月1日
全日空(ANA)は11月1日、日本の航空会社で初めて導入したボーイング787-9型機を羽田-熊本線に投入しました。787-9による同路線の就航は今回が初めて。熊本空港では今冬より導入予定の新制服もお披露目されました。
熊本空港に初めて就航したANAのボーイング787-9型機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月1日
7月29日に日本初上陸したANAの787-9は、小学生らを招待した世界初の旅客フライトを8月4日に実施し、8月7日には世界で初めて定期便運航を開始。全長はこれまでの787-8型機と比べると6.1メートル長く、キャビン内はプレミアムクラス18席、普通席377席の2クラスを備える395席仕様。
787-9熊本初就航の横断幕を掲げる新制服を着用したANAグループスタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月1日
ANAによると787-9は羽田空港発着の伊丹、松山、福岡線といった定期路線以外にも、これまで札幌線と広島線にも投入しており、今回の熊本が6都市目。400席規模の座席数を活かし、今後は羽田発着の那覇線や長崎線などへの就航も視野に入れています。
世界最大のボーイング787発注エアラインであるANAは787-8を36機、787-9を44機、合計80機を発注済み。11月現在は787-8を31機(国内線12機・国際線19機)、787-9を2機保有。今年度末に国際線仕様の787-9を1機受領予定で、同機は2015年4月以降に就航を開始する見込みです。
現行制服(右)と今冬より導入予定の新制服を着用したANAグループスタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月1日
耐久性に優れ、蒸れにくいファブリック素材が採用された787-9の普通席 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月
羽田空港に向けて11時40分に離陸したNH644便 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月1日