香港ドラゴン航空、エアバスA320も全機改修

香港ドラゴン航空

A330とA321に続き、A320にも新プロダクトを導入する香港ドラゴン航空 © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年3月

 香港ドラゴン航空(KDA)はこのほど、エアバスA320型機に新プロダクトを導入し客室をリニューアルすると発表しました。

 香港ドラゴン航空は2013年初頭からA330とA321で全クラスに最新鋭の機内エンターテイメントシステム「StudioKA」を搭載しており、11月からはA320も全15機を改修。

 A320に搭載される最新の機内エンターテイメントはワイヤレス機能を搭載し、「StudioKA Application」を個人の電子機器にダウンロードすると、機内Wi-Fiネットワークを通じでStudioKA機内エンターテイメントに接続できます。機内では80本の映画、500本超の世界のテレビ番組、音楽、16局のラジオチャンネルが提供されます。

 ビジネスクラスではタブレット端末で機内エンターテイメントを提供し、単館上映作品を含む最新映画に加えて、20本超のドラマやコメディー番組など、より多くのコンテンツを楽しむことができます。

 このほか座席も刷新し、シート幅を拡大したエコノミークラスの座席は流線型のデザインを採用するなど、居住性を高めてサービス向上に努めます。

 香港発着の福岡と那覇線に就航している香港ドラゴン航空は全機がエアバス機材。9月現在でA330-300を15機、A321を7機、A320を15機、計40機を使用しています。