3日間の日本市場調査を終え、羽田空港RWY05(D滑走路)から12時38分に離陸したエアバスA350-900 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
エアバスのA350 XWBアジアツアーで、11月19日から3日間の日程で羽田空港に滞在していたA350-900試験5号機(機体番号:F-WWYB/製造番号MSN5)が21日、ベトナム・ハノイに向けて同空港から離日しました。
AIB103便の便名に設定されたA350-900は日本航空(JAL)格納庫前を12時14分に出発し、RWY05(D滑走路)を使用して12時38分に離陸。
流線型のウィングレットが特徴のエアバスA350 XWB型機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月
離日の21日は天候にも恵まれ、羽田空港周辺の撮影スポットとして有名な浮島町公園(神奈川・川崎区)に足を運んだファンにも見守られながら、3日間の日本市場調査をすべて終えました。 今回のA350 XWB日本飛来は日本航空(JAL)が同機を発注したことを受けて実施されたもので、同社や羽田空港などの協力のもと実現した貴重な市場調査。A350-900滞在中は同空港の各ターミナル展望デッキ等に多くの人々が一目見ようと足を運び、高い注目を集めていました。
20日のA350-900デモフライトに搭乗したJALの植木義晴社長は、「(A350 XWB就航時は)最高の座席をつけさせていただき、最高のサービスでお迎えしたい。」と意欲を高めており、今回の市場調査も活かして2019年からのA350 XWB導入に万全の態勢を整えます。
D滑走路に向かうエアバスA350-900 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
D滑走路に向かうエアバスA350-900 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
D滑走路に向かうエアバスA350-900 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
A350-900はアジアツアー3都市目の訪問地、ベトナム・ハノイに向かう © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
JALアーク塗装機ともお別れ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
羽田空港RWY05(D滑走路)から12時38分に離陸したエアバスA350-900 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
JAL仕様のA350 XWB初号機デリバリーまでしばしのお別れ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月21日
11日間のアジアツアーで日本に初飛来したエアバスA350 XWB試験5号機(機体番号:F-WWYB/製造番号MSN5)のA350-900 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月