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エアバス、デルタ航空からA350-900など50機受注
エアバスはこのほど、デルタ航空(DAL)からワイドボディ機を合計50機受注したと発表しました。内訳はA350-900が25機、A330-900neoが25機。A330-900neoにはロールス・ロイス社製トレント7000エンジン、A350-900にはロールス・ロイス社製トレントXWBエンジンが搭載されます。
デルタ航空は現在、エアバスの単通路型A319を57機とA320を69機、ワイドボディ型機A330-200を11機とA330-300を21機運航しています。今回発注した50機の他、デルタ航空では今後さらにA330-300を10機とA321を45機受領する予定で、エアバスは合計105機を同社に納入することとなります。A350 XWBファミリーは2クラス制の客席仕様で最大369席を装備する最新鋭の長距離用中型航空機。胴体幅が広く、エコノミー・クラスで18インチの幅広い座席を備え、長距離を飛行する乗客にも快適な乗り心地を提供します。
また、燃費を25%削減するほか、多くの最新航空力を取り入たことで乗客の快適性、運航効率性、コスト効率性における新基準を築いています。
A330ファミリーはこれまでに1,300機以上の受注を獲得。100社以上の航空会社が運航機材に使用し、世界で最も運航経済性の高い航空機。A330-800neoとA330-900neoはA330ファミリーの新型派生機で、A330ファミリーの比類ない経済性と柔軟性、高い信頼性を受け継ぎ座席あたりの燃費を14%削減、中距離用ワイドボディ機市場において最もコスト効率の優れた航空機となる。
大幅な燃費削減のほか、最大400海里(740.8キロ)の航続距離が延長され、他エアバス機ファミリーとの運航共通性を保持します。
エアバスのA330、A350 XWB、A380はエアバスのワイドボディ・ファミリーを構成し、250席から500席をカバーしています。