777X導入の可能性は? JAL植木社長「エアバスA350、一本でいく」

JAL植木義晴社長

エアバスA350-900デモフライトで記者団の質問に応じるJALの植木義晴社長 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月

 JALの植木義晴社長は11月20日、今後の大型旅客機導入について「エアバスA350、一本で行く。」と述べました。

 これは20日に行われたエアバスA350-900デモフライトで記者団の質問に答えたもので、ボーイング777導入の可能性について尋ねられた植木社長は「現在のところ、大型機としましてはエアバスA350、一本で行く。」という考えを示しています。

 ボーイング777の後継機で、全日空(ANA)が発注した777Xについては導入の予定がないものとみられます。

 JALはA350-900を18機、A350-1000を13機、オプション25機の最大56機をエアバスに発注しており、A350 XWB初号機の導入は2019年。現在使用する777の後継機としてA350 XWBに機材を置き換え、国内線と国際線の両方に導入します。