高度35,000フィートのスープ専門店? JALの「AIR スープストックトーキョー」を実食レポート 

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日本航空(JAL)は、12月1日より人気の機内食「AIRシリーズ」を一部路線にて一新し、新しいメニューとして「AIR スープストックトーキョー」の提供を開始する。今回、報道関係者向けに試食会が行われましたので実食レビューをお伝えします。

食べるスープをテーマに開発された本品は、ホタテやジャガイモ、ブロッコリーなどがそれぞれしっかりと存在しており、食感が失われていません。スープ自体は優しい味に仕上がっていますので、具材それぞれの味をしっかりと確かめることができる。

それもそのはず、このスープ作りのこだわりは素材選びの段階から始まっており、ブロッコリーなどは幾つもの品種を実際に調理し、スープに入れても崩れにくい品種を選定する徹底ぶりとなっている。

一緒に提供される石窯パンも、スープと同時に頂くことで丁度良い塩味になる。また、少々固めなので、スープを吸っても崩れにくかったのが好印象でした。

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また、同時に提供される柚子胡椒風味のたらこパスタは、そのままでも十分に美味しいのですが、これをスープに入れることによって和風スープに変える事ができる仕様になってます。

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実際に入れて食べてみると、先ほどまでと違って和風テイストに変化していました。ホタテの風味が効いたスープとタラコの相性は抜群で、後から足したとは思えない程でした。また、柚子胡椒の味が割と強いため、先ほどまでと違った味の濃いスープに仕上がっていました。パンと一緒に食べるのであれば、こちらの味の方が良いという方も多いと思う。

JALの担当者は、「お客様に一手間加えて頂ける、楽しい機内食に仕上がっている。スープを半分ほど召し上がった後に、これを入れていただくことによって、また違った味をお楽しみいただけます。」と、遊び心のある機内食を是非試して欲しいと語っていました。

こちらの「AIR スープストックトーキョー」は、東京/成田~シカゴ・ボストン・ニューヨーク・ロサンゼルス・サンディエゴ・フランクフルト・ヘルシンキ・パリ・シドニー線と、東京/羽田~ロンドン・パリ線のプレミアムエコノミー・エコノミークラスで提供される。

日本発ホノルル・シドニー・シンガポール・クアラルンプール・ジャカルタ・デリー・ハノイ・ホーチミン・バンコク線では、引き続きショコラ「プティパレ」を提供するとしている。

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