JAL、燃油サーチャージ引き下げ 原油安影響で

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翌年2月発券分以降の国際線旅客燃油サーチャージを引き下げるJAL © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年12月

 日本航空(JAL)はこのほど、2015年2月1日から3月31日発券分までの国際線旅客向け燃油特別付加運賃(通称:燃油サーチャージ)を引き下げると発表しました。

 燃油サーチャージは航空燃油市場価格の平均に基づいてに見直され、直近2カ月(2014年10~11月)の平均価格が原油安の影響で以前よりも下落したことから同社は4ヶ月ぶりに燃油サーチャージを引き下げます。

 今回の価格改定で韓国・極東ロシア方面は1,000円、中国・台湾・香港方面は3,500円、グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム方面は4,000円、タイ・シンガポール・マレーシア方面は6,500円、インドネシア・インド・ハワイ方面は8,500円に引き下げられ、北米・欧州・中東・オセアニアに至っては現行価格よりも7,000円安い1万4000円となります。(1人1区間あたり)