北京に3つ目の空港、2019年にもオープンへ 世界最大級に

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中国政府は、12月26日、北京に3つ目の空港、「北京首都第二国際空港」の建設に着工した。2019年のオープンを目指す。中国の各メディアが伝えた。

新空港は、市内中心部から南に約50キロと天津市からも近い。北京には首都国際空港と南苑空港の2つの空港があるものの、発着枠が既に限界に達しており、4本の滑走路を備える新空港が開港されれば、世界1位のアトランタ国際空港の総旅客数を抜く可能性も高い。

総工費は約800億人民元(約1.5兆円)で、2025年までに年間7,200万人、62万便の利用に対応する。将来的には、7本の滑走路と年間1億人の利用を目指す。これにより、30万人の直接雇用と100万人以上の雇用効果があるとのこと。

乗り換え客へのビザ要件緩和などを行い、国際ハブ空港にしたい考えであるものの、航空路の混雑はさらに増す可能性が高いため、遅延解消に役立つかは不透明だ。

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