消息不明のエアアジア・インドネシア機、残骸発見 カリマタ海峡付近で

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現地時間12月28日早朝に消息を絶った、インドネシアのスラバヤ発シンガポール行きのエアアジア・インドネシアQZ8501便の機体の残骸が、インドネシアのパンカランブーンから南西に110マイルのカリマタ海峡で発見された。エアアジアが公式発表した。

エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「私は完全に途方に暮れている。私達は捜索や救助を待ちますが、最優先すべきは搭乗者のご家族の健康状態となる。」と述べている。

エアアジアは、スラバヤとシンガポールに乗客の家族向けのブリーフィングルームを設置したほか、マレーシア、インドネシア、韓国、シンガポールに緊急通報センターを開設している。
エアアジアの最新発表によると、乗員はパイロット2名と客室乗務員4名、エンジニア1名の計7名で、うち客室乗務員1名はフランス国籍、他6名はインドネシア国籍。乗客はインドネシア国籍149名、韓国籍3名、イギリス、マレーシア、シンガポール国籍各1名の計155名が搭乗していた。うち16名が子供、1名は乳児だった。

スラバヤを現地時間午前5時20分過ぎに出発し、同7時24分頃、ジャワ海上空のカリマンタン島付近を飛行中に連絡が取れなくなった。周辺は悪天候だったものの、提出されていた飛行計画通りに飛行を続けていた。消息を断つ前、悪天候のためルートの変更を管制に要請していた。

当該機、PK-AXCは、今年11月16日に定期メンテナンスを受けており、異常は見当たらなかった。機長は飛行時間20,537時間で、うち6,100時間はエアアジア・インドネシアでの飛行経験があった。副操縦士2,275時間、エアアジア・インドネシアでの飛行経験があった。

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