スカイマークがANAに出資要請 「決定した事実なし」

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スカイマーク、ANAへの出資要請を否定 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 スカイマーク(SKY)は1月9日、同社が全日空(ANA)に対して出資を要請する検討に入ったと報じた読売新聞の報道について、これを否定しました。

 同新聞は「全日空側は(出資を)要請された場合、慎重に検討する構えで、経営陣の刷新などを求める可能性があり、曲折も予想される。」とも伝えており、スカイマークは「現時点でANAに対して出資を要請する検討に入った事実はなく、また、決定した事実もない。」とコメントしています。

 経営改善のため、スカイマークは日本航空(JAL)とANAに対して羽田発着路線でコードシェアを要請しており、JALの植木社長は15年の夏ダイヤ前(3月末)にはコードシェアを開始したい考えです。

 スカイマークは今回の報道を受け、「今後、開示すべき事実を決定した場合には適時的実に公表する。」としています。