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三菱航空機、MRJ飛行試験機でエンジン初運転
三菱航空機はこのほど、第2四半期(4-6月)に予定している次世代リージョナルジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行に向けた各種試験を本格始動したと発表しました。
13日、県営名古屋空港のエプロンでMRJ飛行試験初号機(機体番号:JA21MJ)右舷エンジンの試験運転を初めて実施。MRJ飛行試験初号機にはプラット・アンド・ホイットニー社製のギアードターボファン(GTF)エンジン「PW1200G」を搭載しています。三菱航空機は今回のエンジン初運転により、エンジン等の動力系統、各種システム(油圧・燃料・空調・電気系統など)が機体として総合的に作動したことが証明されたとしています。
また、昨年12月25日には三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場隣接の技術試験場において、全機静強度試験機の主翼上曲げ試験も実施しています。
この全機静強度試験は、設計・製造された機体の強度が航空機を安全に飛行させるために必要な基準を満たしていることを検証する機体構造試験のひとつ。あらゆる飛行条件の中で想定される最大の力を負荷するもので、予測通りの試験結果が得られたという。
MRJはこれまで、全日空(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(Trans States Holdings Inc.:TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SKW)から200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマー連邦共和国のマンダレー航空(LMT)からMRJ-90(確定6機、オプション4機)を10機、米イースタン航空から40機(確定20機種、オプション20機)の計375機を受注獲得し、日本航空(JAL)と32機(確定)の導入で基本合意しています。