春秋航空日本が国際線展開 機材数増加でパイロット募集

春秋航空日本

年内の国際線進出を目指す成田拠点の春秋航空日本 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 成田空港を拠点とする国内LCC(格安航空会社)の春秋航空日本(SJO)は、運航乗務員の募集を開始しました。今回のパイロット募集は春秋航空日本が年内に国際線への展開を目指すためのもので、機材数の増加も計画しています。

 応募対象は成田ベースの機長と副操縦士で、採用予定人数は10名。本邦航空局発行の定期運送用操縦士資格、およびターボファン飛行機限定を有していることや航空無線通信士の従事者免許証、または同等以上の免許を有していること等が条件で、英語スキルは航空英語能力証明レベル4以上を求めています。

 採用は書類と面接で選考し、副操縦士候補者はSIMによる適正確認も実施予定。入社時期は春秋航空日本が指定する日。

 雇用形態は正社員。機長/副操縦士発令までの期間は契約社員。定年は60歳とし、65歳まで雇用を継続します。春秋航空日本によると、副操縦士昇格訓練は今年度開始する予定だという。

 春秋航空日本はJTBなどが出資した中国最大のLCCである春秋航空(CQH)の日本法人。現在はボーイング737-800型機3機で成田発着の高松、佐賀、広島線、計3路線に就航。1月現在で機長15名、副操縦士12名が在籍しています。パイロットは全て日本人。