スターフライヤー、12月実績 3路線が利用率8割以上に

スターフライヤー

2014年12月の輸送実績を発表したスターフライヤー © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 スターフライヤー(SFJ)は2014年12月の輸送実績を取りまとめ、全路線合計の提供座席数は前年比26.0%減の16万2471席、旅客数は同21.7%減の11万6544でした。

 利用率(ロードファクター・L/F)は去年よりも3.9ポイント上回る71.7%で、福岡発着の羽田線と中部線、10月26日に運航を開始した羽田-山口宇部線が利用率8割を超えたことで全体の利用率を押し上げています。

 期間中の実績を路線別でみると、北九州-羽田線は提供座席数前年比3.9%増の8万4450席に対し旅客数は同9.4%減の5万3091人、利用率は去年よりも9.2ポイント低下し62.9%。

 福岡-羽田線は提供座席数が前年比48.3%減の4万6785席に対し旅客数は同37.1%減の3万8689人、利用率は同14.7ポイントアップの82.7%。

 関西-羽田線は提供座席数が前年比3.9%増の1万2929席に対し旅客数は同1.3%増の9,731人、利用率は同1.9ポイント低下の75.3%。

 去年10月26日に開設した山口宇部-羽田線は提供座席数1万3122席、旅客数は1万572人、利用率は80.6%。

 去年3月末に開設した福岡-中部線は提供座席数5,185席に対して旅客数は4,461人、利用率は86.0%でした。

 期間中は3路線で利用率が8割を超えたほか、福岡-羽田線は山口宇部線就航による運航本数調整で、前年同月比の利用率は14%以上増加する結果となりました。