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【フォトレポート】北陸新幹線開業に先立ち「報道関係者向け試乗会」実施 大宮~金沢間乗車レポート
JR東日本とJR西日本は、3月14日の北陸新幹線長野~金沢間開業に向けて準備を進めており、開業に先立ち、2月5日に報道関係者向けに大宮~金沢間で試乗会を実施した。
試乗列車はJR東日本のE7系(F13編成)12両編成。大宮駅を9時40分に出発し、長野駅を経由して金沢駅へ向かいる。
長野駅までノンストップで、1時間後の10時40分に到着。2分間停車して、10時42分に出発。
この2分間で、JR東日本の乗務員と、JR西日本の乗務員が交代した。
長野駅を出発し、左手の車窓からは長野新幹線車両センターが見えてきました。
途中、飯山駅を10時51分、上越妙高駅を10時59分、糸魚川駅を11時8分に通過。その頃、右手の車窓からは日本海が見えてきました。
先頭車12号車は、いわゆる”ファーストクラス”に相当する「グランクラス」。
E7系はすでに長野新幹線で先行投入し営業運転を実施していますが、「グランクラス」はシートのみのサービスとなっている。北陸新幹線開業後はグランクラスで、軽食やドリンクの提供などのサービスが行われます。
テーマは「人と空間の和」。斬新なデザインの本革シートが18席配置されている。
テーマは「様式美の和」。シートは背もたれと座面が連動し、ゆりかごのように動作します。
黒部宇奈月温泉駅を11時18分に通過。雪化粧の立山連峰が見えました。
富山駅には、長野駅を出発して47分後となる11時29分に到着。1分間停車し、11時30分に出発。
運転席より、「時速260キロで運転している」とアナウンスが入りました。
新高岡駅を11時37分に通過し、金沢駅11時50分に到着。試乗列車は速達タイプの「かがやき」と同様の停車駅でした。
中2階連絡通路は、壁を飾る二俣和紙と加賀友禅で飾られている。
中2階待合室内には、30品目236点の伝統工芸品が納められている。
1階改札口からは階段・エスカレーターで中2階、ホーム階へと続きます。
金沢駅のホーム階は60本の柱を全部で2万枚を超える金箔で彩られている。
2月7日・8日には、一般試乗会を、長野~金沢間で計4回実施。募集人員各回700名、合計2,800名に対し、応募件数85,407件、216,319名の応募がありました。
東京~金沢間を最速2時間28分で結ぶ北陸新幹線は、3月14日に開業。年間約1,640万席を提供する。