スカイマーク、米子線運休を決定

スカイマーク

米子線運休など9月以降の路線再編計画を発表したスカイマーク © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 民事再生手続き中のスカイマーク(SKY)は3月4日、サマーダイヤ期間の9月1日から10月24日搭乗分の運航スケジュールを国土交通省に申請し、米子線の休止を決定しました。茨城や神戸線など一部便の減便も行い、早期の経営改善に取り組む考えです。

 運航休止路線は米子-神戸線(BC121/120便)と米子-那覇線(BC251/252便)。8月末日までは1日1往復体制で運航を継続し、9月以降は運休します。これにより、スカイマークは8月末日で米子線から撤退することとなります。

 神戸経由の羽田-長崎線と茨城-那覇線は9月以降の経由便を取りやめ、茨城発着の新千歳線と福岡線は8月末日までの1日2往復体制を9月以降は同1往復に減便します。

 一方、中部-新千歳線と神戸-那覇線は8月末日までの1日2往復体制を9月以降は同3往復体制に増便します。

 スカイマークは今回の路線再編で盤石な経営基盤を確立させた後、米子線等の再開を検討するとしています。