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FDA「ゴールド」塗装9号機、従来モデルとの違いは?
フジドリームエアラインズ(FDA)は3月24日、同社9号機目(機体番号:JA09FJ)となるエンブラエルERJ 175(E-170-200/STD)を、県営名古屋空港隣接の格納庫で関係者らに公開しました。
ゴールド塗装
色見本帳で有名なPanton(パントン)のカラーマッチングシステムでいう「パントン871C」が9号機と同一色です。
9号機導入前にFDAは機体の色当てを行うキャンペーンを展開し、ゴールドは応募全体の約23%を占めていました。FDAのフェイスブック担当者の話では、約5,300通の応募が寄せられたという。
フェリーフライト
E170/175をはじめとするE-jetシリーズ機は設計に複合素材を多用するなど最新技術を取り入れ、FDAが展開する地方間路線に適したサイズと優れた性能を有する機材です。
9号機の機体組立に際してはFDAの整備士がブラジルのエンブラエル社に向かい、航空法の規定を満たしているかなど品質を厳しくチェック。
機体完成後は規定に沿ったテストフライトで各種データを集め、その結果は国土交通省に申請。書類などに問題なく、9号機は登録記号「JA09FJ」が与えられました。
耐空証明書と運用限界等指定書を国土交通省から取得した9号機はFDAの機体として飛行が可能となり、その後のブラジルのサン・ホセ・ドス・カンポス空港から名古屋空港にかけてのフェリーフライトは、これまでと同じく南回りのルートを使用しています。
エンブラエルのパイロット2名が操縦桿を握り、このほかクルーとして領収検査員4名、フェリーコーディネーター1名が搭乗しました。