スカイネクスト767が石垣へ JALグループ、沖縄の輸送力強化

JAL,ボーイング767-300

羽田-石垣線に投入するJALのボーイング767-300型機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)は昨年同様、今年の夏季繁忙期間も羽田-石垣線を増便し、同路線の機材を一部大型化して運航すると発表しました。

 増便期間は7月17日から8月31日まで。期間中は1日2往復4便体制で運航します。

 午前中に出発する羽田発NU071便と石垣発NU070便は145席または150席仕様のボーイング737-400型機を使用し、午後に出発する羽田発NU073便と石垣発NU076便は261席仕様のボーイング767-300型機を投入します。767-300投入便はJALの機材と乗務員で運航。

JALスカイネクスト,スカイワイファイ

全席本革シートを搭載したJALスカイネクスト機内 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年5月

 JALによると、機材を大型化するNU073便とNU076便は8月以降に全席本革シートの新仕様機材「JAL SKY NEXT(スカイネクスト)」の投入を計画しています。スカイネクストの石垣就航は初めて。機内ではインターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi(スカイワイファイ)」が利用できます。

 夏休みと中心とした羽田-石垣線の輸送力強化は全日空(ANA)も実施し、同社は4月24日から335席仕様のボーイング787-8型機を初めて投入します。

 JALのスカイネクストは4月現在、羽田発着路線を中心に札幌や福岡など計20路線に就航。6月以降は羽田-宮崎線にも投入します。

■日本トランスオーシャン航空 運航スケジュール(2015/07/17~2015/08/31)
NU071便 羽田 06:40 → 石垣 09:35(737運航)
NU073便 羽田 14:45 → 石垣 17:35(767運航)
NU070便 石垣 10:30 → 羽田 13:30(737運航)
NU076便 石垣 19:00 → 羽田 22:00(767運航)
※NU073/076便はJALの機材、乗務員で運航