バニラ・エア、3月の搭乗率9割超え

バニラ・エア,エアバスA320型機

2015年3月の輸送実績を発表したバニラ・エア © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年12月

 LCC(格安航空会社)のバニラ・エア(VNL)はこのほど、2015年3月の輸送実績を発表しました。

 期間中の国内線は提供座席数6万1200席で搭乗者数は5万6009人、搭乗率(ロードファクター・L/F)は前年同月比10.9ポイントアップの91.5%。国際線は提供座席数7万6860席で搭乗者数6万9551人、搭乗率は同12.5ポイントアップの90.5%。

 国内線と国際線をあわせた提供座席数は13万8060席で、搭乗者数は12万5560人、搭乗率は前年同月比で11.5ポイントアップし、90.9%でした。

 就航率は、国内線が新千歳空港降雪の影響で4便が欠航し、98.8%。国際線は就航率100%。なお、バニラ・エアの国際線は今年に入って1便も欠航がなく、高い運航水準を維持しています。

 15分以内に出発した便の割合を示す定時運航率は新千歳空港降雪と台湾桃園国際空港および香港国際空港の混雑の影響で、87.3%となっています。