ホンダジェット、神戸空港に初飛来

2015年4月28日

神戸空港に初飛来した小型ビジネスジェット機「HondaJet（ホンダジェット）」 © Daisuke Tsukida/Flight Liner=15年4月26日

　ホンダ・エアクラフト・カンパニー（HACI）は26日、アメリカで開発を進めている小型ビジネスジェット機「HondaJet（ホンダジェット・機体番号:N420HE）」を神戸空港で一般公開しました。

仙台－神戸間でフライトを担当したティム・フレイジャー氏 © Daisuke Tsukida/Flight Liner=15年4月26日

　ホンダジェットは世界13ヵ国以上を訪れるワールドツアーの一環で4月23日に羽田空港でお披露目され、神戸空港での一般公開は4月25日の仙台空港に続くもの。

　神戸空港には航空ファンなど約1,000人が一目見ようと駆けつけ、参加者はカメラやスマートフォンなどでその姿を収めていました。

　ホンダジェットに採用されているエンジンはGE・アビエーションとホンダが設立したGEホンダ・エアロ・エンジンズ社製の「HF120」で、主翼の上にエンジンが搭載されていることが特徴の一つです。

　また、ホンダジェットの胴体は軽量で耐久性に優れた炭素繊維複合材が採用されており、燃費効率面も追求しています。機体価格は450万ドル（約5億4000万円）。

　ホンダジェットはこれまでに仙台空港と羽田空港でも公開され、今後は29日に熊本空港、5月2日と3日に岡南飛行場、5月4日に成田国際空港で一般公開されます。

神戸空港に初めて着陸したホンダジェット © Daisuke Tsukida/Flight Liner=15年4月26日

仙台から神戸空港に到着したホンダジェット © Daisuke Tsukida/Flight Liner=15年4月26日

参加者と握手を交わすデモフライトを担当したワレン・ゴールド氏 © Daisuke Tsukida/Flight Liner=15年4月26日