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【フォトレポート】JR西日本、さらに豪華になった特別な「トワイライトエクスプレス」の運転を前に報道陣に車両を公開
JR西日本では、3月12日発で定期運転が終了した豪華列車の寝台特急「トワイライトエクスプレス」を、旅行会社専用団体列車としてさらに豪華仕様とした特別な「トワイライトエクスプレス」として、5月16日より運転する。
特別な「トワイライトエクスプレス」の運転開始を前に、車両を報道陣に公開した。
今回の「トワイライトエクスプレス」は、客室の編成を「スイート」「ロイヤル」だけとし、これに食堂車、サロンカーを組み合わせた8両編成を40名の特別感のある列車とした。
運転区間は5月~6月「山陽コース」は大阪を出発し、琵琶湖一周して下関へ向かうコースと、下関を出発し、琵琶湖一周して京都へ向かうコース。7月からは「山陽コース」に加え、山陰本線を通るコースを設定を予定している。
食堂車では一日目の昼食、夕食、二日目の朝食、昼食と4回の食事が提供される。
一日目の昼食は胃にやさしい和食のランチで、列車の中で作る出来立ての温かい豆腐と旬の野菜の自家製漬物がメインとしている。
夕食はフランス料理のフルコースディナー。山陽ルートを意識して瀬戸内のイメージからブイヤベースを、最初はあっさりしたスープで、頃合いを見て、濃厚なえびの殻からとったスープと伊勢海老をテーブルでサービスする。
メインの肉料理は但馬牛を使用、デザートは京都のマール・ブランシュが提供するモンブラン。
朝食は野菜中心のヘルシーな洋食メニューである。
ディナー、朝食のパンは神戸三宮「サ マージュ」、大阪上本町「パリゴ」、デザート「エス コヤマ」、「京都北山マールブランシュ」と、人気ブーランジェやパティシエが協力している。
開放的なサロンカーでは23時まで専属のスタッフが待機し、午後からのティータイムや夜のバータイムのアルコール類などすべてフリーで提供される。
「トワイライトエクスプレス」の良さは車窓、食事など乗ること自体の楽しさにあり、2017年春に運転開始予定の「トワイライトエクスプレス 瑞風」に引き継ぐとしている。