関西国際空港国際線の「ANAラウンジ」、プライオリティ・パスの取り扱い終了
”スマート・スーツケースが空港の大行列をなくす!?”サムソナイトとサムスンが共同開発。
トラベルバッグ大手のサムソナイトと韓国のサムスンが共同で、GPSやセキュリティシステムを備えた高性能スーツケースを開発中であるとイギリスのメディア、デイリー・メールが伝えた。
スーツケースに搭載されたGPSの位置情報をもとに、旅行者が空港に到着したときに自動で電子搭乗券が発行され、旅行者のスマートフォンに搭乗ゲートや座席番号などが知らされる。また、内蔵チップに固有コードが割り当てられるので、チェックインの長蛇の列に並ばずともスーツケースを預け入れできる。
目的地に到着した際もこのスーツケースは効果を発揮する。機内預け荷物が延々と流れてくるベルトコンベアの前で、いつ来るかわからない自分のスーツケースを探す必要がなくなるというのだ。スーツケースが機体から搬出され、ベルトコンベアに流れるまでを追跡し、ここぞというタイミングで旅行者のスマートフォンに通知してくれる。
セキュリティの面では、スーツケースが何者かによって無理やりこじ開けられそうになったときにそれを感知し、旅行者に知らせ、置き忘れなどの何らかの理由でスーツケースと旅行者とが離れた時もアラートが作動する。
サムソナイトとサムスンとの強力タッグが開発する”スマートな”スーツケースが、近い将来のスーツケースの標準になったあかつきには、チェックインカウンターやバゲージクレームなどの行列はなくなっているかもしれない。