最新エンジン搭載A320neo初号機が初フライト

エアバスA320neo

初飛行を実施したCFMインターナショナル社製「LEAP-1A」エンジン搭載のエアバスA320neo初号機 資料提供:Airbus

 エアバスはこのほど、CFMインターナショナル社製エンジン「LEAP-1A」搭載のA320neo初号機で初フライトを実施したと発表しました。

 初飛行のフライト時間は4時間25分。飛行テストの間、最大高度39,000フィートまでフライト・エンベロープを実証し、エンジンスピードやシステムの動作をテストしたと説明しています。

 新型エンジンを装備するA320neoファミリーは大型のウイングチップであるシャークレットを取り付け、客室を改良するなど多くの革新技術を取り入れることによって、2020年までに燃費を最大20%削減します。

 エアバスのA320neoは2014年9月25日に初飛行を行ってから合計で約130回、400時間以上の飛行テストを実施しています。A320neoのエンジンはCFMインターナショナル社製「LEAP-1A」エンジンもしくは、プラット・アンド・ホイットニー社製「PW1100G-JM」エンジンを航空会社が選択します。

 なお、日本の航空会社では全日空(ANA)がボーイング737-500とエアバスA320ceoの後継機として、A320neoを7機導入します。