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ロイヤルHD、那覇空港近くに機内食工場開設 ハラール対応
ロイヤルホールディングス傘下の福岡インフライトケイタリングは、那覇空港近くの国際物流拠点産業集積地域那覇地区に、機内食工場を7月1日に開設すると発表した。
これにより、ロイヤルグループは福岡空港と関西国際空港を合わせた3空港で事業を展開することになる。関連会社での事業を合わせると、成田空港と羽田空港を含む5空港となる。
延べ床面積は1,520平方メートルで、1日最大2,500食を調製。従業員は約100名となる。工場内には専用区画を設け、ハラールミールを調製。1951年の福岡板付空港での機内食納入開始から培ったノウハウを活用する。ロイヤルホールディングスは、2014年度には、香港ドラゴン航空のベストケイタラー金賞、キャセイパシフィック航空のベストケイタラー銀賞世界第3位、KLMオランダ航空アジア地区第1位、大韓航空最優秀ケイタラー第1位(アジア短中距離路線)などを獲得している。
ロイヤルホールディングスでは、新国際ターミナルの開業などで国内外からの乗降客数の増加や、第2滑走路の着工によって就航便数が増加する可能性があるとしており、那覇空港で唯一の機内食専業の会社として事業を拡大していくとしている。