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ロールス・ロイス、A330neo独占供給エンジン「トレント7000」のパートナー発表
ロールス・ロイスとSener子会社のジョイントベンチャー企業である、インダストリア・デ・ターボ・プロパルゾレスは、低圧タービン(LPT)モジュールの設計、組立、製造の大半を担当。同社は1992年以降、7つの全てのTrentエンジンプログラムにリスク収益分担パートナーとして参加しています。
川崎重工業はロールス・ロイスと1962年からの長い歴史を持っており、同社の西神工場にて中圧コンプレッサー(IPC)モジュールを製造します。リスク収益分担パートナーとしては1988年ロールス・ロイスのRB211プログラムを初めとして参画し、最近ではTrent1000、Trent XWBの中圧コンプレッサーモジュールで参画しています。
三菱重工航空エンジンは同社名古屋工場で、燃焼モジュール部品および低圧タービンブレード(LPT)の全工程を担当します。ロールス・ロイスは同社よりTrent1000、Trent XWB プログラムにおいて、燃焼部品およびタービン部品の提供を受けてきました。
ロールス・ロイスと参画3社は、既に緊密に協力してTrent 7000プログラムに取組んでおり、第一基目の組立て準備が整っています。エンジンは2016年後半の試験を予定しています。
Trent 7000 は、A330のエンジンに採用されているTrent 700の経験を取り入れ、Trent 1000の最新型であるTrent 1000 TENがベース。大型航空エンジンとしては世界で最も効率の高いTrent XWBの最新技術を取り入れています。
エアバスA330neoの納入は、2017年第4四半期より開始されます。