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235位から急上昇した路線はどこ? 国内線旅客数ランキング、トップ10は同じ顔ぶれ
国土交通省航空局は7月3日付けの航空輸送統計調査結果で、2014年度における国内線の旅客数上位50路線を発表しました。
旅客数1位となったのは前回に続き羽田-新千歳線で、昨年度は890万8721人が利用しました。次いで2位は羽田-福岡線、3位は羽田-伊丹線、4位は羽田-那覇線と幹線が続き、ローカル線でトップとなったのは5位の羽田-鹿児島線。
以降、6位は羽田-熊本線、7位は羽田-広島線、8位は羽田-小松線、9位は羽田-長崎線、10位は福岡-那覇線という結果で、トップ10は昨年度と同じ顔ぶれです。
なお、8位の羽田-小松線は、全日空(ANA)と日本航空(JAL)が北陸新幹線開業の影響で機材を小型化したことから、今年度の旅客数は減少するものと思われます。事実、2015年5月の羽田-小松線旅客数は、JALでは約3割減、ANAでは4割強で旅客数が落ち込んでいます。一気に順位を上げたのは、往復那覇経由の羽田-石垣線。2013年度の235位から昨年度は49位にランクインしました。航空各社による機材調整、地元自治体や旅行会社の観光客呼び込み等で同路線の旅客数、八重山地域の入域観光客数ともに伸びています。
国交省は「幹線」を羽田-新千歳線や伊丹-福岡線など新千歳、東京(羽田)、成田、大阪(伊丹)、関西、福岡、那覇の各空港を相互に結ぶ路線、「ローカル線」は幹線以外の路線と定義しています。
■2014度路線別輸送実績上位50路線
1位 羽田-新千歳線
2位 羽田-福岡線
3位 羽田-伊丹線
4位 羽田-那覇線
5位 羽田-鹿児島線
6位 羽田-熊本線
7位 羽田-広島線
8位 羽田-小松線
9位 羽田-長崎線
10位 福岡-那覇線
11位 羽田-松山線
12位 羽田-宮崎線
13位 関西-新千歳線
14位 成田-新千歳線
15位 中部-新千歳線
16位 羽田-高松線
17位 羽田-北九州線
18位 関西-那覇線
19位 羽田-大分線
20位 那覇-石垣線
21位 羽田-関西線
22位 那覇-宮古線
23位 羽田-函館線
24位 羽田-岡山線
25位 中部-那覇線
26位 伊丹-那覇線
27位 羽田-徳島線
28位 伊丹-仙台線
29位 羽田-高知線
30位 成田-福岡線
31位 羽田-山口宇部線
32位 成田-関西線
33位 伊丹-新千歳線
34位 羽田-旭川線
35位 成田-那覇線
36位 中部-福岡線
37位 羽田-富山線
38位 羽田-秋田線
39位 仙台-新千歳線
40位 伊丹-鹿児島線
41位 伊丹-福岡線
42位 羽田-長崎線(神戸経由)
43位 羽田-出雲線
44位 羽田-米子線
45位 関西-福岡線
46位 伊丹-宮崎線
47位 羽田-帯広線
48位 伊丹-松山線
49位 羽田-石垣線(那覇経由)
50位 羽田-青森線
(出典:国土交通省航空局資料)