タイのビザラン要注意、8月12日から規制を厳格に適用 在タイ日本国大使館発表

在タイ日本国大使館より7月21日付で、「タイ入国に際してのご注意(その3)」が出ています。これは、5月28日付で出された大使館からのお知らせ(タイ入国に際してのご注意)の最新版となる。

タイ政府は、目的に合ったビザ(査証)を取得せず、ビザ免除措置を使い陸路国境による出入国を繰り返し、事実上の長期滞在を行う者(ビザラン)に対する規制強化を決定。発表より今日まで陸路国境では、タイから出国したが再入国できなくなる外国人も続出し、混乱している。

そのビザラン規制が、8月12日以降は空路での出入国にも厳格に適用される。過去にビザランを繰り返していると、空路でも入国拒否の可能性がある。その線引きの詳細は公開されておらず、別室での係官によるインタビューで決まるとされている。

また、在タイ日本大使館は、「出入国審査時に、入国管理局係官等に対し大声を出したり、カウンターを叩くなどして抗議したことで事態を悪化させ、入国拒否を受けたり警察に引き渡され罰金を支払う事態になった事例が発生している。」と注意を促している。