成田-伊丹線が利用率トップ ANA、6月実績

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2015年6月の輸送実績を発表したANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 全日本空輸(ANA)は2015年6月の輸送実績を発表し、期間中の国際線旅客数は前年比13.4%増の63万908人、座席利用率(ロードファクター・L/F)は同3.5%増の74.2%。国内線旅客数は前年比3.0%減の298万4172人が利用し、利用率は前年同月比で0.4%上回る59.9%でした。

 期間中、国際線ではアジア方面の利用者数が前年比17.0%で最も増加。利用率はホノルル線を含めた北米方面が77.3%と、最も高い利用率となっています。

 国内全路線で搭乗率が最も高かったのは成田-伊丹線。搭乗率は83.0%。次いで80.6%の成田-中部線、79.6%の札幌-神戸線、79.5%の那覇-宮古線、78.2%の福岡-仙台線と続いています。

 昨年10月26日から32年ぶりに運航を再開した羽田-中部線の利用率は、52.5%でした。

■ANAグループ 2015年6月国内線搭乗率トップ5路線
成田-伊丹線 83.0%
成田-中部線 80.6%
札幌-神戸線 79.6%
那覇-宮古線 79.5%
福岡-仙台線 78.2%

■ANAグループ 2015年5月国内線搭乗率トップ5路線
伊丹-那覇線 88.4%
新潟-札幌線 86.9%
高松-那覇線 83.7%
成田-伊丹線 79.8%
福岡-仙台線 79.0%