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天草エアラインの新みぞか号「JA01AM」、ローパス後に日本初上陸
天草エアライン(AHX)のATR 42-600が8月21日12時40分頃、熊本空港に着陸しました。当日は日本初上陸となる同社のATR機を一目見ようと、ターミナルや空港周辺に航空ファンなどが多くつめかけました。
ATR 42-600はフランスのトゥールーズにて8月16日からフェリーフライトがスタート。その後、パフォス(キプロス共和国)、バーレーン、マスカット(オマーン)、マレー(モルジブ)、コロンボ(スリランカ)、バンコク(タイ)、台北(台湾)の各空港を経由して、12時40分頃に熊本空港へ着陸、同空港8番スポットに12時44分頃到着しました。
着陸前、新みぞか号は滑走路上を低空飛行するローパスを披露し、空港に詰めかけたファンを楽しませました。天草エアラインが受領したATR 42-600の機体番号は「JA01AM」。航空機リース会社のノルディック・アビエーション・キャピタル(NAC)から天草2市1町(天草市・上天草市・苓北町)が購入しました。機体価格は約23億円。
エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社製の127Mエンジンを搭載し、機内は現行機よりも9席多い48席仕様です。内装のお披露目は9月下旬頃を予定しています。
機体外装は現行機と同様に、「みぞか号」の愛称で親しまれているボンバルディアDHC-8-Q100(機体番号:JA81AM)をベースとしたデザインとカラーリングが採用されており、親子イルカに加え、機体下部には新たにサンタクロース姿の大きなくまモン「モンタクロース」が描かれています。
天草エアラインによると、ATR 42-600による乗員訓練や飛行訓練は主に熊本空港で実施。訓練中は同社が拠点とする天草空港へ着陸する予定はなく、訓練として天草上空を飛行します。天草空港への初上陸は来年1月頃を予定しています。
天草エアラインは8月現在、福岡・伊丹・熊本・天草の4空港に就航。旅客機1機で旅客輸送を行っている航空会社は国内で天草エアラインだけです。