新潟-札幌線が利用率トップ ANA、7月実績

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ANA、2015年7月の輸送実績を発表 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年8月

 全日本空輸(ANA)は2015年7月の輸送実績を発表し、期間中の国際線旅客数は前年比14.5%増の70万9328人、座席利用率(ロードファクター・L/F)は同3.1%増の78.0%。国内線旅客数は前年比2.4%減の322万6382人が利用し、利用率は前年同月比で0.4%上回る61.8%でした。

 期間中、国際線ではアジア方面の利用者数が前年比16.3%で最も増加。利用率はヨーロッパ方面が80.7%と、最も高い利用率となっています。

 離島路線を除く国内全路線で搭乗率が最も高かったのは新潟-札幌線。搭乗率は85.8%。次いで85.4%の札幌-神戸線、85.1%の中部-旭川線、84.8%の成田-伊丹線、83.2%の福島-札幌線と続いています。離島路線で最も利用率が高かったのは88.4%の那覇-宮古線でした。

 昨年10月26日から32年ぶりに運航を再開した羽田-中部線の利用率は55.3%でした。

■ANAグループ 2015年7月国内線搭乗率トップ5路線
新潟-札幌線 85.8%
札幌-神戸線 85.4%
中部-旭川線 85.1%
成田-伊丹線 84.8%
福島-札幌線 83.2%

■ANAグループ 2015年6月国内線搭乗率トップ5路線
成田-伊丹線 83.0%
成田-中部線 80.6%
札幌-神戸線 79.6%
那覇-宮古線 79.5%
福岡-仙台線 78.2%