「健康診断受けるからジム通うお金出して」 エア・インディアの客室乗務員が会社に要求

airIndia0924

エア・インディアの客室乗務員が、BMIや体組成測定を含む健康診断を受けるのを拒否したのを発端に、客室乗務員組合と会社との間で労働契約を巡る争いにまで発展していると現地メディアのザ・タイム・オブ・インディアが伝えた。

エア・インディアは40歳上の客室乗務員に対して健康診断をするように要求し、BMIなどの体型情報、血圧、それに血糖値などを把握しようと試みたが、体型にコンプレックスを抱えているのだろうか、多くの客室乗務員をその健康診断を拒否したという。それに対抗して会社側は、診断を受けない者を乗務員リストから外し、地上業務に配置転換する方針を固めた。客室乗務員らは診断を義務付けるのなら、15年前まで実施されていたジムに通う料金の補助を行うよう求めている。

また、この会社と客室乗務員との争いに対して有力政党がバックにいる元客室乗務員も苦言を呈しており、インド国内では政界・行政含め各方面で論争が起こっているという。

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