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スターウッド売却交渉、中国系3社やハイアットら複数社が名乗り
シェラトンやウェスティン、セントレジス、メリディアンなどのブランドのホテルを運営するスターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドの買収に向け、多くのファンドやホテルグループが名乗りを上げていることがわかった。
ハイアットを運営するアメリカのハイアット・ホテルズのほか、中国のホテルグループ大手の錦江国際集団、中国政府系ファンドの中国投資有限責任公司、海南航空や香港エクスプレス航空などを傘下に持つ海航集団(HNAグループ)などで、中国系3社は中国政府の承認が必要となるため、政府承認の段階で1社に絞られる可能性がある。また、中国企業の買収が決まった場合でも、アメリカ政府が承認しない可能性もある。7月には、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)やウィンダム・ワールドワイドなどへ売却へ向けた交渉を行っているとも報じられていた。日本経済新聞電子版では、スターウッドの時価総額約120億米ドル(約1.4兆円)にプレミアムを上乗せした規模になるとみられるとしていると報じている。
スターウッドは約100カ国に1,270以上のホテルを展開。日本でも出店を加速しており、12月には「シェラトン北海道キロロリゾート」「ウェスティンルスツリゾート」「キロロ・トリビュート・ポートフォリオ・ホテル北海道」をオープンするとすでに発表している。