JTA、16年1月導入の737-800に新デザインヘッドレストカバー採用

花だより

「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」知念美幸さんの第23回奨励賞入選作品「花だより」 JTA資料より

 JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)は11月16日、ボーイング737-400の後継機として導入する737-800のクラスJヘッドレストカバーデザインに、琉球銀行が開催している「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」の入選作品から、知念 美幸さんの第23回奨励賞「花だより」の作品を採用すると発表しました。

 琉球銀行は、平成4年から沖縄の伝統工芸である紅型の振興と若手工芸家の育成ならびに紅型デザインの新しい領域を追求していくことを目的として本コンテストを毎年開催。JTAもJALグループの基本サービスに加え、沖縄県内外の乗客に機内で「沖縄らしさ」を感じていただきたいとの想いから、この企画が実現したと説明しています。

 JTAは2016年1月に機体番号「JA01RK」の737-800初号機を導入予定。737-800の導入機数は12機。エンジンはCFMインターナショナル製の「CFM56-7Bエンジン」を搭載します。キャビン内はボーイング787にも使われているLED照明の「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用します。

 加えて、JTAは機内インターネット接続の世界的リーダーであるGogo社の次世代接続ソリューションである2Ku技術の採用も決めており、737-800の機内ではインターネットを利用することができます。

JTA,ボーイング737-800

2016年導入のボーイング737-800型機イメージ 資料提供:JTA