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キャセイのA340、2017年に全機退役 解体後はリサイクルで有効活用
キャセイパシフィック航空によると、これまでの取り組みによって機体重量の約90%が再利用され、埋め立て処分となる廃棄物の割合を10%以下に抑えられているという。
キャセイパシフィック航空は1機目のA340-300を1996年に受領後、長距離および中・近距離路線において約1万3000本のフライトを運航。エンジン4基を搭載する同型機は順次退役を進めています。
2015年に退役した4機のA340はすでに解体施設へと輸送されており、3段階でのリサイクル行程が進められます。第一段階は機体の分解とタンクから燃料や水を抜く作業。第二段階ではエンジンや着陸装置といった機体を構成する様々な部品や装置が取り外され、それぞれ点検や清掃を済ませた後に再利用されていきます。
最終段階ではリサイクル不可能な廃棄物となる部分を分解するとともに、その他のワイヤー部分などを分別。胴体部分は切断されてから分別の後にリサイクル業者に渡されます。
機体重量の40%を構成するアルミは溶解された後に、窓枠やドアなどの建設資材や航空宇宙、自動車産業用の素材として再利用されます。
キャセイパシフィック航空は騒音が少なく、燃料効率に優れた最新鋭機へと入れ替える運航機材の刷新を継続的に推進しており、エアバスA340-300の退役もこの一環です。
残る7機のA340も2017年末までには全機退役完了となります。キャセイパシフィック航空は11月現在、世界有数の機齢の若さを誇る計147機のワイドボディ機を運航しており、2016年に受領が始まるA350を含め、2024年までに計69機の最新鋭機の受領を予定しています。