ジェットスター・ジャパン、熊本線初就航時の様子 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年10月
LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパン(JJP)は 昨年12月初めに一部先行販売していた3月27日から始まるサマーダイヤの国内線全路線の航空券を1月15日13時から販売開始しました。期間中は需要環境に応じた便数適正化のため那覇線等で増便する一方、関西-熊本線は運休を決定。利用者増加が見込めなかったことが理由の一つとみられます。
販売対象は国内線全16路線。最大96便を運航し、国内LCCとしては引き続き国内線で最大便数を運航します。搭乗期間は3月27日から10月29日まで。
増便路線は成田-那覇線(最大4便→同5便)、中部-那覇線(1便→最大2便)、中部-新千歳線(最大2便→同3便)の計3路線。
一方、中部-福岡線は3月27日から従来の最大3便から2便に減り、1日1往復体制で運航する関西-熊本線は3月26日の最終便を持って運休します。これにより、関西圏と熊本を結ぶ路線は全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の熊本-伊丹線のみとなります。
ジェットスター・ジャパンは2015年10月に関西-大分線と中部-熊本線も運休しており、熊本線の運休はこれで2路線目、全体では3路線目となります。成田-熊本線は引き続き運航します(1日最大2往復)。
また、ジェットスター・ジャパンは「夏先取りセール」として、片道で国内線1,990円から、国際線2,990円からのセール運賃を発売しています。予約は1月25日18時まで。