九州佐賀国際空港専属コンシェルジュの「Pepper(ペッパー)」 資料提供:イベント事務局
佐賀空港は1月16日、同空港の新たな愛称「九州佐賀国際空港」の使用を開始しました。当日は2階出発ロビーにてキックオフイベントが開催され、100名以上のこども達と佐賀県出身のアーティストであるミヤザキケンスケ氏がコラボして制作した巨大絵の除幕式も行われました。
キックオフイベントは二部制で行われ、第一部では山口知事が「九州佐賀国際空港の使用開始にあたり、これからみんなでもっともっとこの空港を活用して多くの人と出会い、九州というこの大地がもっともっと開かれて振興するよう皆様にお願いしたい」と呼びかけました。
九州佐賀国際空港には空港専属のコンシェルジュが就任し、このコンシェルジュにはパーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」が役目と務めます。ペッパーは司会者の質問に対し、「佐賀の観光と言えば?」「嬉野温泉~!」、「佐賀のグルメと言えば?」「佐賀牛~!」などと答えていました。
九州佐賀国際空港は基幹路線である東京便を中心としながら、LCC(格安航空会社)の拠点空港化を進め、九州における空港の玄関口としての地位確立を目指しています。既存路線の増便に加え、今後は国内外のハブ空港との路線開設を積極的に進め、観光客増加に繋げたい考えです。
佐賀空港発着便は1月現在、1日5往復で全日本空輸(ANA)が羽田線、1日1往復で春秋航空日本(SJO)が成田線、週3往復で春秋航空(CQH)が上海線、週3往復でティーウェイ航空(TWB)がソウル線、また、深夜貨物便としてANAが羽田線を運航しています。
佐賀空港、新愛称「九州佐賀国際空港」使用開始キックオフイベントの様子 資料提供:イベント事務局