フィンエアーのA330マリメッコ特別塗装機「ウニッコ」 © Tetsu Maruyama/Flight Liner=15年3月
フィンエアー(FIN)は今春に新規開設する福岡-ヘルシンキ線の初就航日を、2016年5月8日に正式決定しました。
福岡-ヘルシンキ線はフィンエアー初の九州定期路線かつ、九州から唯一の欧州便。週3便の運航を予定しています。投入機材はエアバスA330になる見込みで、同路線の就航後、フィンエアーの日本路線は東京(成田)、名古屋(中部)、大阪(関空)のデイリー運航を含め、4大都市週間最大で24便就航することとなります。
フィンエアーは福岡を西日本の中でも重要な商業都市と位置付けており、九州全土ならびに中国地方西部へのアクセスに優れていることから、初年度は2016年10月までの約5か月間で約14,000人(双方向)の利用者を見込んでいます。
投入予定のA330は標準仕様の場合、最新のフルフラットシートを搭載したビジネスクラス45席、エコノミークラス218席(うちエコノミーコンフォート40席)の計263席仕様。日本路線には日本人客室乗務員も複数名乗務します。
なお、フィンエアーはA330にてフィンランドを代表するデザインブランド「marimekko(マリメッコ)」とのデザインコラボレーションによる特別塗装機「ウニッコ(機体番号:OH-LTO)」も導入しており、同機の福岡就航も期待されます。
■フィンエアー 運航スケジュール(2016/05/08~)
AY076便 福岡 09:30 → ヘルシンキ 13:55(水・金・日曜運航)
AY075便 ヘルシンキ 16:30 → 福岡 翌日08:00(火・木・土曜運航)