ソマリアで飛行中の旅客機に穴、引き返し無事着陸　1人死亡

2016年2月4日

ソマリアのモガディシオ空港を離陸したダーロ航空D3159便で、離陸直後に爆発があり、機体右側前方の側面に穴が空いた。乗客1名が外に投げ出され、地上で遺体が発見された。

ロイター通信によると機体はすぐに空港に引き返し、無事着陸した。爆弾によるものか、機体そのもののトラブルによるものかはわかっていない。

イギリスのデイリー・メール紙などによると、機体はエアバスA321型機で、乗客74名は無事だった。客室を確認した副操縦士は、爆弾によるものとみられると語っている。CNNは、検査の結果、爆薬の残留物質の反応が出たと報じている。

ダーロ航空は航空格付け会社のエアラインレイティングス（AirlineRatings）の7段階で評価する航空会社の安全性評価で、2つ星となった6社のうちの1社。