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ヴァージン・アメリカ、身売り検討か アラスカ航空とジェットブルー航空が名乗り
イギリスのヴァージン・グループが2006年に設立した格安航空会社(LCC)のヴァージン・アメリカが、身売りを検討していることがわかった。ロイター通信によると、アラスカ航空とジェットブルー航空が買収に名乗りを上げている。
ジェットブルー航空はニューヨークを拠点に、アメリカ東海岸やメキシコ、カリブ海などを中心とした路線を展開。アメリカ西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコを発着する多くの路線を持つヴァージン・アメリカを買収すれば、マーケットシェアで追い上げる、スピリット航空やフロンティア航空などを引き離すことができ、路線網を全米に広げることが可能となる。アラスカ航空はシアトルやアンカレッジを発着する路線を展開するフルサービスキャリア。ボーイング737型機を147機、ボンバルディアQ400型機を52機の計199機を保有している。