九州新幹線、復旧の見込み立たず 防音壁落下や損傷など明らかに

九州新幹線

4月14日午後9時26分頃に熊本県で発生した地震の影響で、きょう16日も九州新幹線は博多〜鹿児島中央駅間の全区間で運転を見合わせている。

九州新幹線の熊本駅付近で発生した回送列車の脱線事故のほか、新玉名~熊本駅間では防音壁落下と固定ボルト浮き上がり、熊本駅の防風スクリーン、可動式ホーム柵、エスカレータの一部損傷、熊本~新八代駅間のスラブ軌道損傷、締結ボルト折損、防音壁ずれ、熊本総合車両所構内の路盤損傷が判明している。運転再開の見込みは立っていない。

全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)グループは、福岡〜鹿児島線などで臨時便の運航を決めている。

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