デルタ航空、羽田-ロサンゼルス、ミネアポリス、アトランタ線を申請

デルタ航空

羽田-ロサンゼルス、ミネアポリス、アトランタ線を申請中のデルタ航空 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年10月

 デルタ航空(DAL)は日米当局間の航空交渉が合意に至ったことを受け、羽田-ロサンゼルス、ミネアポリス、アトランタ線の3路線をアメリカ運輸省に申請したと発表しました。

 デルタ航空は今回の申請について、「当社のお客様にとって最善と思われる路線を申請し、各都市から羽田への直行便または米国内線からの乗り継ぎ便を利用するお客様のいずれに対しても、最大の機会を提供することができると考えている」としています。

 2月の日米間による航空交渉では、羽田からアメリカ行きのフライトが昼間時間帯(6~23時)に飛ばせるようになります。昼間は日本とアメリカそれぞれの航空会社が1日5便、深夜早朝の時間帯は両国1日1便が運航可能となり、割り当てられた発着枠は10月末から運航が始まる予定です。

 なお、ユナイテッド航空(UAL)はアメリカ運輸省へ羽田-サンフランシスコ線、羽田-ニューヨーク(ニューアーク・リバティ国際空港)線を、アメリカン航空(AAL)は羽田-ロサンゼルス線と羽田-ダラス線を申請中です。

 デルタ航空(DAL)は成田を拠点にアメリカに加えアジア方面にも路線展開しており、羽田-アメリカ間の発着枠新設には難色を示していました。