JAL、日欧間JV事業にイベリア航空追加へ 成田-マドリード線開設で

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JAL、日本=欧州路線の共同事業(ジョイント・ベンチャー、JV)にイベリア航空を追加するため、独占禁止法の適用除外(英語:Antitrust Immunity=ATI)を、国土交通省に申請 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年8月

 日本航空(JAL)は5月20日、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW)、フィンエアー(FIN)と開始している日本-欧州路線における共同事業(ジョイント・ベンチャー、JV)に、スペインのイベリア航空(IBE)を追加するため、独占禁止法の適用除外(ATI)の申請を国土交通省に対して行ったと発表しました。

 日本-スペイン間の航空交渉での調印により、日本-スペイン間のオープンスカイ実現で、イベリア航空は2016年10月18日より約20年ぶりにマドリードから日本への直行便を就航します。開設路線は成田-マドリード線。機材はエアバスA330を投入する予定です。

 ATI認可後、JAL、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、イベリア航空の4社は、より緊密に連携することで、路線ネットワーク、商品、サービス品質などの向上を目指します。

 JALは、2012年10月1日からブリティッシュ・エアウェイズと、2014年4月1日からフィンエアーと、日欧間の直行便、およびそれに接続する欧州域内・日本国内の路線で共同事業を展開しています。